50代から増える不眠 薬だけに頼らないヨガでの整え方
- 英子 中畑
- 5月4日
- 読了時間: 4分

「夜なかなか寝つけない」
「眠っても途中で何度も目が覚める」
「朝起きても疲れが取れていない」
50代を過ぎた頃から、このような睡眠のお悩みを抱える方は少なくありません。
実際に、「眠りが浅い」「寝ても休んだ感じがしない」「常に体が緊張している気がする」
DMやメールでもそんなご相談をいただくことがあります。
年齢のせいと片づけてしまいがちですが、眠れない背景には体の緊張や自律神経の乱れが関わっていることも少なくありません。
今日は、不眠で悩む方に向けて、ヨガでできることをお伝えします。
50代から不眠が増えやすい理由
50代以降になると
・更年期によるホルモンバランスの変化
・日中の疲労感
・首肩背中のこわばり
・心配事や考え事の増加
などにより、体が休息モードへ切り替わりにくくなる方が増えます
本来、眠るためには自律神経のうち「副交感神経」が働き、体が安心して緩む必要があります
しかし
・呼吸が浅い
・背中が固い
・頭が休まらない
・ずっと気を張っている
このような状態が続くと、夜になっても体が活動モードのままとなり、寝つきが悪い、眠りが浅い、途中で目が覚めるといったことが起こりやすくなります
自律神経と睡眠の関係については、睡眠研究や一般向け専門書でも、呼吸・筋緊張・習慣の重要性が繰り返し示されています
参考:スタンフォード式 最高の睡眠(2017年)
自律神経を整える。(2012年)
眠れない方にヨガでできる3つのこと
かぜのおとでは、単に運動として体を動かすのではなく、眠れる体を作るための土台を整えていきます
① 背骨まわりの緊張をゆるめる
背中や首が固まっていると、無意識に体は緊張したままになります
特に背骨周辺は、自律神経とも関係が深い場所です
ゆっくりとしたヨガの動きで背骨をやさしく動かすことで、呼吸が入りやすくなり、体のこわばりがほどけていきます。
「なんとなく常に力が入っている」という方ほど、この変化を感じやすいようです
② 呼吸を深くして副交感神経を働かせる
眠れない方の多くは、日中も夜も呼吸が浅くなっています
呼吸が浅いと脳は休息のサインを受け取りにくく、体はずっと頑張る状態を続けてしまいます
ヨガでは、無理に大きく吸うのではなく、吐く息を長くしながら呼吸のリズムを整えていきます
これにより、副交感神経が働きやすくなり、体が「休んでいい」と感じやすくなります
③ 自分のために静かな時間を取る
家族や仕事を優先し、自分のことを後回しにしている女性がとても多いです
体は横になっていても、頭の中だけずっと動いている
この状態では、布団に入っても眠りに入りにくくなります
ヨガの時間は
・予定を考えない
・家のことを考えない
・誰かのためでなく自分のために過ごす
そんな「頭のスイッチを切る時間」になります
この時間を習慣にすることで、夜の眠り方にも少しずつ変化が出てきます
大切なのは安眠の勝ちパターンを作ること
不眠は、何かをしたからといってすぐ解決するものではありません
ですが
・体の緊張をゆるめる
・呼吸を整える
・頭を休ませる
・夜に向かう習慣を作る
こうした要素が重なると、体は少しずつ「眠る準備」を思い出していきます
私はこれを、安眠の勝ちパターンを作ることだと考えています
かぜのおとでは、レッスンの時間だけでなく、ご自宅でも取り入れられる簡単な整え方もお伝えしています
実際に変化を感じる方もいらっしゃいます
これまでにも
「夜中に起きる回数が減った」「寝つきが前より楽になった」「朝の重だるさが少し違う」
とお話しくださる方がおられます
もちろん個人差はありますし、医療行為でも催眠術でもありません
ただ、眠れない背景にある“休めない体”へ働きかけることは、一つの打つ手になると感じています。寝る前のルーティンにお気に入りのポーズを取り入れて眠れるようになったという方もいらっしゃいます
眠れない夜が続く方へ
眠れないことは、気合いが足りないわけでも、年齢のせいだけでもありません
もしかすると今の体が「休み方を忘れてしまっています」というサインかもしれません
頑張ることよりも、まず休める体を取り戻すこと
そのためのやさしい時間を、かぜのおとでご一緒できればと思います
※オンラインによる安眠ヨガも実施予定です 遠方の方は公式ラインよりお問い合わせください
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