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自律神経を測る方法がある?健康な人ほど心臓が「不規則」に動く理由 ~ゆらぎは身体が整う力の表れ~

タンポポはかぜのおとのモチーフです
タンポポはかぜのおとのモチーフです


福岡県志免町で、50代女性を中心に少人数ヨガを行っています。


「自律神経が乱れていますね」

最近はテレビやSNSでもよく聞く言葉です。

でも、ふと疑問に思いませんか?

血圧は測れます。

体温も測れます。

血糖値も測れます。

では、自律神経はどうやって測るのでしょうか。


実は研究や医療の分野では、自律神経の働きを推測する指標のひとつとして、

心拍変動(HRV:Heart Rate Variability)

が用いられています。心拍変動とは、心拍と心拍の間隔がどれくらい変化しているかを表す指標です。


心臓は正確なリズムで動いていない


多くの人は、

「心臓は一定のリズムで動いている」

と思っています。

しかし実際には違います。

例えば1分間に60回拍動していても、

1秒

1.04秒

0.98秒

1.02秒

というように、拍動の間隔は常にわずかに変化しています。

この小さな変化を心拍変動(HRV)と呼びます。


「ゆらぎ」は悪いことではない


私たちはつい、

「整っている=乱れがない状態」

と思いがちです。

時計は正確な方が良い。

電車も時刻表通りが良い。

だから心臓も、一定のリズムで動く方が健康そうに感じます。

ところが人間の身体は少し違います。

研究者の間では、健康な身体とは環境の変化に応じて柔軟に調整できる身体だと考えられています。HRVはそうした適応力や柔軟性、回復力を反映する指標のひとつとされています。

つまり、

「ゆらぎがある=壊れている」

ではなく、

「必要に応じて変化できる」

ということです。

あるHRVの総説には、

「健康な心臓はメトロノームではない」

という印象的な表現があります。

脳と身体をつなぐ「迷走神経」


では、その心拍のゆらぎを調整しているのは誰なのでしょうか。


そこで登場するのが

迷走神経(めいそうしんけい)

です。


最近はテレビやSNSでも見かける言葉ですが、迷走神経は脳から首、胸、お腹へと伸びる神経で、

・心臓

・肺

・胃腸

など、多くの臓器とつながっています。


私はこの神経を、

「脳と内臓をつなぐ連絡係」

のようなものだとイメージしています。

たとえば緊張すると、

心臓がドキドキしたり、

呼吸が浅くなったり、

お腹が痛くなったりします。

逆に安心すると、

呼吸が深くなったり、

お腹がグーッと鳴ったりすることがあります。

これは脳と内臓が常に情報をやり取りしているからです。

迷走神経は、そのやり取りの中心的な役割を担っています。

息を吸うと脈が速くなり、吐くと遅くなる


ここからが面白いところです。

健康な人では、

息を吸うと心拍数が少し上がり、

息を吐くと少し下がります。

私たちは普段、この変化をほとんど意識していません。

しかし身体の中では、呼吸に合わせて細かな調整が絶えず行われています。

このような変化は、自律神経が状況に応じて働いている証拠のひとつと考えられています。


なぜヨガでは呼吸を大切にするのか


ヨガというとポーズのイメージが強いかもしれません。

しかし伝統的なヨガでは、呼吸法も重要な実践のひとつです。

ヨガと心拍変動の関係については多くの研究が行われており、自律神経機能との関連が検討されています。

もちろん、

「ヨガをすれば必ず自律神経が整う」

と断言することはできません。


ただ、

・呼吸に意識を向ける

・身体の緊張に気づく

・ゆっくり動く


こうした時間は、忙しい日常の中で自分の状態を見つめ直すきっかけになります。


まとめ


私たちはつい、

「整う=変化しないこと」

と思いがちです。


しかし身体は違います。

暑ければ汗をかき、

寒ければ熱を逃がさないようにし、

運動すれば心拍数を上げ、

休めば心拍数を下げる。

健康とは、変化に対応できることなのかもしれません。

心拍の「ゆらぎ」も、その調整力を映し出すサインのひとつです。

ヨガの目的は、身体を完璧に整えることではなく、

日々変化する心や身体に合わせて、自分を調整する力を育てること。

呼吸に意識を向ける時間は、その「ゆらぎ」を取り戻す練習なのだと思っています。 ちょっと長くなりすぎましたが、健康に関心が高い私たち世代の方にむけてお届けしました。  体験レッスンは公式lineよりお問い合わせください スケジュールの確認とご予約はこちら


「ヨガで自律神経を整える」は言っていいの?の記事はこちら #自律神経を整える

 
 
 

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